オオクワガタ飼育を始めよう!

オオクワガタの産卵方法。産卵セットの組み方を紹介。

オオクワガタの産卵方法について。産卵セットの組み方など紹介。

オオクワガタの産卵までの手順

オオクワガタは一般に”材産み”といわれるようにクヌギやコナラなどの朽ち木に産卵します。
そのため産卵木とよばれる産卵用の材が必要になります。この産卵木をマットで埋め込み、エサとなるゼリー等を配置してオオクワガタが産卵できる環境を飼育ケースの中につくってあげます。

産卵までの流れは次のようになります。

1.成熟済みのオスとメスをペアリング(交尾)させる。

2.産卵セットを組んで交尾済みのメスを産卵セットに投入する。

3.メスを投入後、約1ヶ月くらい様子をみて産卵行動(材を削ったりメスが材に潜っていたり)があればメスを取り出す。

4.さらに1ヶ月くらい様子をみて産卵木の中にいる幼虫を割り出す。

5.割り出した幼虫は大きさにあわせて菌糸ビンやプリンカップ(発酵マットを入れた)などに移す。

産卵を成功させるポイント

産卵を成功させるポイントについて

1.産卵セットする時期を選ぶ
野外のオオクワガタは暖かい季節に活動し、気温の低い冬は越冬のため活動しなくなります。そのため産卵に適した季節はだいたい5月~10月くらいです。(気温によります。)

安定して20℃以上ある時期が理想です。冬季は加温しても基本的に産卵させるのは難しいです。

2.しっかりと成熟したペアで交尾・産卵させる
オオクワガタは羽化してから約4か月~6か月くらい経過してからブリードさせるのが良いです。未成熟のペアでは産卵させることができません。羽化後、一度冬を越したペアは最も産卵に適しています。

3.良質の産卵木を複数本セットする
オオクワガタは自分の気に入った材に産卵する傾向があります。どれを気に入るかは実際にセットしてみないと分かりませんので、良質な産卵木を2~3本セットすると効果的です。

4.産卵セット後は1ヶ月は様子をみる
産卵セットにメスを投入したあと、産卵行動に入っているかなどとても気になりますが、ここで産卵木を取り出してみたりマットを掘ってみたりしますとメスが産卵に集中できなくなってしまいます。

産卵するまでの日数は個体差がありますので、1ヶ月はケース内に触れずに様子をみて下さい。

産卵セットの組み方

クヌギ・コナラ産卵木を用いたセット方法と人工カワラ材を用いたセット方法をご紹介します。

産卵セットの組み方について オオクワガタを産卵させる場合に最も多く行なわれているセット方法といえます。
クヌギ・コナラどちらもオオクワガタが好む産卵木です。

産卵木には太さや堅さの違いがありますが、どれが一番良いということは一概には言えません。個体差やその時によって結果が違うからです。色々と試してみるのも産卵の楽しみ方のひとつです。

産卵セットの組み方の手順について

人工カワラ材を使用した産卵セット方法

人工カワラ材を使用した産卵セット方法について 人工カワラ材はクヌギやコナラなどの材にカワラタケ菌が植菌されたものです。
オオクワガタはこのカワラタケ菌を好んで産卵する傾向があるため産卵用の材としてとても効果的です。
通常のセットで産んでくれない場合などにおすすめです。

人工カワラ材の樹皮を取り除く
まず人工カワラ材の樹皮をヘラなどを使って取り除きます。ここでは半分だけ取り除いています。(人工カワラ材は加水・陰干しの必要はありません)

微粒子埋め込みマットを敷いて加水する
次に飼育ケース・コバエシャッター(中)に微粒子埋め込みマットを数センチ敷いて霧吹きで加水します。

人工カワラ材は並べて置く
樹皮を取り除いた面を下にして人工カワラ材を並べて置きます。

微粒子埋め込みマットで人工カワラ材を埋め込む
人工カワラ材と飼育ケースの隙間に微粒子埋め込みをいれて埋めます。

転倒防止材と高たんぱくゼリーを置いて完成
転倒防止材と高たんぱくゼリーを置いて完成です!

産卵セットにメスを投入し1ヶ月が経過したら・・

オオクワガタのメスは産卵木の中に潜って産卵します。そのため産卵行動に入った場合、産卵木が削られていることが多いため産卵の目安のひとつとなります。

ただしこれはあくまでも目安ですので必ず産卵しているということではありません。

産卵木が削られると産卵している可能性が高い セットから1ヶ月ほど経過して産卵木がこのような状態になっているようでしたら、いったんメスは別のケースに移してさらに1ヶ月ほど様子を見ます。

あまり早めに産卵木を割ってしまいますと卵が出てきてしまう恐れがあるためです。産卵木の中で幼虫が少し大きく成長するのを待ってから割り出して頂くのが良いです。

幼虫の割り出し

産卵木を崩しながら中の幼虫を取り出すことを割り出しといいます。幼虫が食べ進んだ部分は手で比較的簡単に崩すことができます。
堅い部分はドライバーなどを使って中の幼虫を傷つけないように慎重に崩していきます。

オオクワガタ幼虫の割り出しについて
割り出した幼虫は発酵マットや割り出した際にでた木くずで一時的に管理し(できればプリンカップなどで1頭ずつ)、その間に菌糸ビンなどを用意します。

産卵していなかった場合には・・

セットから1ヶ月以上経過しても産卵の兆候がみられず、また実際に割り出してみても卵や幼虫が確認できなかった場合には産卵の失敗が考えられます。

失敗の原因については生き物ですので同じ条件で必ず産卵するとは限らず、はっきりと特定するのは難しいです。
主な原因に挙げられるのは、

≪温度が低くまだ産卵の時期に適していない≫
≪ペアのどちらかが成熟していない≫、
≪しっかりと交尾していない≫
≪産卵木が合わなかった≫
≪メスが弱っていた≫

などが考えられます。
それらをご確認頂いて再セットして下さい。もし交尾が上手くいっているか不安でしたらもう一度ペアリングさせてみましょう。

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