クワガタ・カブトムシ飼育情報

クワガタ・カブトムシの基本的な飼育方法を紹介!

クワガタ・カブトムシの飼育方法
クワガタ・カブトムシ成虫の基本的な飼育方法について紹介します。

必要な飼育用品さえ揃っていればクワガタ・カブトムシの飼育方法はシンプルですので難しくはありません。「これから飼育を始めてみたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。

カブトムシ・クワガタムシの成虫飼育に必要な用品

カブトムシ・クワガタムシの成虫飼育に必要な用品
飼育ケース
市販されている飼育ケースでしたら基本的に大丈夫です。ただし普通の飼育ケースですとゼリーやマットにコバエが発生しやすくなります。コバエシャッターのようなコバエ対策がされたケースが昆虫飼育にはおすすめす。

どんな種類のカブトムシ・クワガタムシでもオス・メス別々に単独で飼育したほうが長生きしやすくなります。複数一緒のケースに同居しているとケンカしたり傷つけたりすることがあるからです。
また、カブトムシはとくに大きめのケースで飼育するのがおすすめです。動き回ることが多いですので小さいケースだとフセツ(足)が欠けやすくなったりもします。

成虫管理用マット
飼育ケースには昆虫マットを敷きます。昆虫マットはカブトムシやクワガタムシが潜って隠れる場所になったり、水分を含ませてケース内を保湿したり重要な役割があります。

産卵目的でなく飼育するだけでしたらどのカブトムシ・クワガタムシも通常の管理用マット(成虫管理用マット)で大丈夫です。少し湿る程度に霧吹きして昆虫が潜れるくらいの深さに敷いてください。

昆虫ゼリー
カブトムシやクワガタムシのエサとして欠かせないのは昆虫ゼリーです。現在ではたくさんの種類のゼリーが市販されています。栄養や水分量など昆虫にあわせてつくられているものが多いです。

昆虫ゼリーは大まかに分けますと通常飼育用タンパク補助用の2種類があります。タンパク補助用とは産卵前後で体力を消耗したメスなどの回復用に与える高タンパクゼリーです。必要に応じて使い分けていただくのが良いです。

エサ台(エサ皿)
昆虫ゼリーを入れる穴があいてある台です。天然木のものやプラスチックのものがあります。エサ台はカブトムシやクワガタムシがゼリーをひっくり返してしまうのを防いだり、餌場や隠れ場(エサ台の下にもぐって)になったりもします。

転倒防止材
カブトムシやクワガタムシは活動中はケース内をよく動き回るため転んでひっくり返ります。足場がないとひっくり返ったままもがき続けて体力を消耗してしまいます。
そのためケース内には転んでも足をひっかけて起き上がれるように小さな木片などを置きます。

クワガタ・カブトムシの飼育温度について

カブトムシ・クワガタムシの飼育で一番重要といっても良いのが飼育温度です。
夏のイメージが強いカブトムシですが暑さや蒸れは苦手ですので注意が必要です。最適な飼育温度は種類によっても異なりますが国産と外国産で大きく分けられます。

国産のカブトムシ・クワガタムシの場合
日本のカブトムシやクワガタムシは基本的には成虫も幼虫も室内の常温で飼育可能です。
直射日光の当たらない風通しの良い場所で飼育してください。

注意が必要なのは夏場の温度です。日本のカブトムシやクワガタムシでも30℃を超える気温は避けて下さい。

冬場はオオクワガタやヒラタクワガタなど冬眠して越冬する種類もいます。
越冬時期は目安として11月~3月くらいです。

越冬時期がきましたら越冬用に飼育環境を整えてあげてから室内の暖房の影響が少ない場所で飼育して下さい。屋外など凍結するほどの寒さの中は危険です。
(ミヤマクワガタなど一部、夏場の常温飼育は難しい種類もいます。)

外国のカブトムシ・クワガタムシの場合
外国のカブトムシやクワガタムシは熱帯や亜熱帯に生息する個体が多いですが、やはり共通していえることは暑さが苦手ということです。

また外国産のカブトムシ・クワガタムシは冬季の低温にも注意が必要です。冬季は幼虫も成虫も18℃以上での飼育が望ましいです。

そのため外国産の飼育には夏場と冬場にある程度の温度管理をする必要が あります。適正温度は種類によっても異なりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

クワガタ・カブトムシの日常の管理について

飼育用品が揃って準備ができましたら飼育がはじまります。ケースにカブトムシやクワガタムシを入れたらしばらく観察してみましょう。転んでも自分でしっかりと起き上がれるかも確認してください。

エサのゼリーはある程度なくなったら早めに交換してあげるのが良いです。特に夏場はあまり放置しておくと腐敗したりします。そしてケース内が乾燥してきましたら霧吹きして水分を調節して下さい。あまり水浸しにしてしまうとケース内が蒸れてしまいますのでマット表面などが湿るくらいで大丈夫です。エサをよく食べているかも観察してください。

クワガタムシの産卵方法とは?大きく分けて2パターンの方法があります。

クワガタムシの産卵方法
クワガタムシの産卵方法は種類によって変わってきます。産卵木とよばれるクヌギやコナラなどの材の中に産卵するクワガタもいれば、発酵マットなどの土の中に産卵するクワガタもいるからです。
それぞれの種類に適した産卵セットをつくることが大切になります。

クワガタの産卵方法は「材産みタイプ」と「マット産みタイプ」の2つに分けられます。

クワガタの産卵方法は大きく分けると「材産みタイプ」と「マット産みタイプ」の2つがあります。

材産みタイプとは?
クヌギやコナラなどの木(材)の中に産卵するタイプです。産卵用に販売されている「産卵木」を使って産卵させます。
主な材産みタイプのクワガタムシは国産オオクワガタ、コクワガタ、中国ホーペ、タイワンオオクワガタ、グランディスオオクワガタなどです。

マット産みタイプとは?
発酵した土(=発酵マット)に産卵するタイプです。完全にマットにしか産卵しない種類もいれば、マットと産卵木の両方に産卵する種類もいます。

細目の産卵木を1~2本入れて産卵セットをつくることが多いです。

主なマット産みタイプのクワガタムシはアンタエウス、ヒラタクワガタ系、ノコギリクワガタ系、シカクワガタ系、ホソアカクワガタ系、ニジイロクワガタなどです。

材産みタイプの産卵セットのつくり方

産卵セットの組み方について 材産みタイプのクワガタを産卵させる場合に最も多く行なわれているセット方法といえます。

産卵木はクヌギやコナラを使うことが多いです。メスは自分が好んだ産卵木に産む傾向がありますので産卵木は複数本セットします。

産卵セットの組み方の手順について

マット産みタイプの産卵セットのつくり方

1、産卵木を水に浸して加水します。
産卵木を水に浸して加水します。
マット産みのクワガタも種類によっては産卵木の中にも産んだり、マットと産卵木の境目に産んだりしますので1~2本埋め込むと効果的です。

クヌギやコナラの柔らかめのものが良いです。1時間ほど水に浸して産卵木が十分に水を吸ったようなら大丈夫です。写真では手で押さえていますが重石などを上にのせて完全に浸るようにして下さい。

2、加水が終わったら陰干しします。
加水が終わったら陰干しします。
加水が終わりましたら2~3時間くらい陰干しして余分な水分をぬきます。

3、産卵木の樹皮を剥きます。
産卵木の樹皮を剥きます。
産卵木の樹皮を剥いて取り除きます。指など怪我をしないようにご注意下さい。

4、樹皮を剥いた産卵木を並べて置きます。
樹皮を剥いた産卵木を並べて置きます。
飼育ケースの底に発酵マットを3~4センチほど固く敷き詰めます。その上に樹皮を剥いた産卵木をならべます。飼育ケースは中ケースくらいが良いです。
※マット産み用のクワガタには必ず発酵マットをご使用ください。

5、産卵木を発酵マットで埋め込みます。
産卵木を発酵マットで埋め込みます。
微粒子の発酵マットで産卵木を埋め込みます。マットプレスなどを使用して多少かたく詰めて頂くのが良いです。

6、ゼリーや転倒防止材を置いて完成です。
ゼリーや転倒防止材を置いて完成です。
最後に転倒防止材と昆虫ゼリーやエサ台を置いて完成です。
写真ではオスとメスが一緒にはいっていますが、実際は交尾済みのメスだけ産卵セットに入れるのが良いです。

とくにヒラタクワガタなどオスの気性が荒い種類はメスを殺してしまう恐れがあります。

クワガタムシの産卵を成功させるポイント

交尾(ペアリング)
しっかりと成熟したオスとメスをミニケースなどで1週間くらい同居させればほぼ交尾済みと考えて大丈夫です。

ヒラタクワガタなどオスの気性が荒い種類のクワガタは小さいケースでメスと同居させるとメスが殺されてしまう恐れがありますのでご注意下さい。

オスの大アゴをクロスして閉じた状態で丈夫な紐などで結んでから同居させると安心です。
(その際オスに指などはさまれないようにご注意下さい。)

クワガタは成熟するまでの期間は種類によって様々です。 羽化して短期間で成熟するものもいれば、1年以上休眠してから活動をはじめるものもいます。しっかりと成熟しているかが重要です。

温度
産卵させるには温度も重要です。基本的に温度が低いとクワガタは活動が鈍くなり産卵もしなくなります。それぞれの種類によって産卵に適した温度帯がありますので、それに合わせてセットして頂くのが良いです。

カブトムシの産卵方法を紹介。カブトマットを使用した産卵セット方法やコツなど。

カブトムシの産卵方法
国産・外国産にかかわらずカブトムシの産卵にはクワガタムシのように産卵木は使いません。

カブトムシは土(マット)に産卵しますので専用のカブトマットを使用します。そのため良質なマットを使うのがポイントになってきます。

ここではカブトムシの産卵セットの作り方と産卵を成功させるポイントを紹介します。

カブトムシの産卵セットの作り方

1、飼育ケースにカブトマットを入れます。
飼育ケースにカブトマットを入れます。
カブトムシの産卵にはできるだけ大きい飼育ケースに十分マットをいれることがポイントです。ケースは大ケースを選びましょう。

マットは国産カブトムシでしたらカブトマットで大丈夫です。外国産カブトムシの場合にはマットが微粒子のほうが産卵しやすい場合が多いためカブトマットをふるいにかけて微粒子にした状態で使うのがおすすめです。

2、カブトマットを押し固めます。
カブトマットを押し固めます。
カブトマットはマットプレスや手で押し固めながら入れていきます。とくに底から10センチくらいはしっかりと固めるのが良いです。

水分量はカブトムシの種類にもよりますが、概ねマットを手で軽く握って団子状になるくらいが目安です。

3、7割~8割くらいの深さまでマットを入れます。
7割~8割くらいの深さまでマットを入れます。
マットは飼育ケースの7割~8割くらいの深さまで十分に入れて下さい。あまり浅いと産卵してくれない恐れがあります。

4、エサや転倒防止材をいれて完成です。
エサや転倒防止材をいれて完成です。
エサのゼリーや転倒防止材を十分に入れて下さい。国産カブトムシはオス・メス一緒に入れてあげても良いですが、外国産のカブトムシは必ず交尾済みのメスだけ入れるようにして下さい。

上手く産卵するとケースの側面や底に卵が確認できることが多いです。

カブトムシの産卵を成功させるポイント

交尾(ペアリング)
産卵させるにはメスが交尾済みである必要があります。国産のカブトムシでしたら産卵セットにオスとメスを一緒にいれておけば自然と交尾をして産卵します。

また野外で採ったカブトムシでしたらほとんどの場合は野外で交尾済みですのでメスだけでも産卵することも多いです。

外国産の大型カブトムシの場合はオスの気性が荒い場合も多く、オスとメスを一緒のケースにいれておくと最悪メスが殺されてしまうなんてこともあります。そこで大型外国産の場合は目の前で交尾させる“ハンドペアリング”をおこなうのが良いです。

ハンドペアリングの方法は、メスの足がすべらないような安定した足場にメスをのせ、オスを手に持ってメスの後側から上に乗せてしまいます。上手くいくとそのまま交尾します。交尾がはじまりましたら自然と離れるまでは無理に引き離さないようにして下さい。

交尾させるうえで重要なのはオスとメスがしっかりと成熟しているということです。特に大型の外国産カブトムシは羽化してから成熟するまでに日数が必要ですのでご注意下さい。

温度
産卵させるには温度も重要です。国産カブトムシは発生が夏季ですのでそのまま常温で産卵させることができますのでそれほど気にする必要はありませんが、外国産カブトムシは種類によって産卵に適した温度帯がある場合が多いです。

それぞれの種類にあわせて温度管理をおこなうと産卵させやすくなります。

クワガタ・カブトムシ飼育Q&A

クワガタ・カブトムシ飼育QandA

今までにお寄せ頂いた中からよくある質問をピックアップしました。飼育していると皆さん同じようなことを疑問に思われることが多いと思いますので、ぜひ今後の飼育にご参考ください。

回答の内容は当店の飼育経験からお答えさせて頂いております。必ずしもこの回答が一番正しいというのではなく、あくまでもひとつの考えとしてご参考ください。

成虫飼育について

【オオクワガタが交尾をしません】
Q:オオクワガタのペアを購入したのですが、交尾している様子がまったくありません。 ケースは小さく、土の深さも2cm位にしているのですが、すぐ土の中に潜ってしまいます。土の中で交尾することもあるのでしょうか? 交尾しやすくする方法などあったら教えて下さい。

A:交尾をしている様子がないとのことですが、見ている前ではなかなか交尾はしません。見ていないときに交尾している可能性はありますが確認は難しいです。 ただ土の深さも2cmくらいとのことなので、クワガタは夜行性のため昼間は土にかくれていても夜に交尾しているかと思います。 1週間くらい一緒にいれば交尾しているものと判断して下さい。 そしてメスだけ産卵セットの中に移してあげて、しばらくして材をかじった跡がなかったりして産卵の様子が見られなければまた別のケースにオスと一緒にして様子をみるようにして下さい。



【アトラスオオカブトのペアは一緒に飼育できますか?】
Q:アトラスオオカブトのペアは、一つのケースに一緒に入れて飼育しても構わないんでしょうか?それとも一匹づつ別の方がいいんでしょうか?

A:アトラスオオカブトは必ずオス・メス別々のケースで飼育されたほうが良いです。アトラスのオスは性格がとても激しい面がありますので、時々メスを攻撃して殺してしまう こともあります。また性格がおとなしい種類のカブトムシやクワガタムシの場合でも、別々に飼育した方が比較的長く生きる場合が多いです。



【オオクワガタが全然ゼリーを食べてくれません】
Q:オオクワガタが食欲がないらしく全然ゼリーを食べてくれません。羽化してから半年以上たっているのでもう成熟しているとは思うのですが・・。

A:クワガタは意外とデリケートなところがあり、あまりゼリーを食べないということが時々ありますので、 バナナを3cmくらいの輪切りにして一緒にいれてみたり、もし別のゼリーがあるようでしたら少し変えてみたりすると、何事もなかったように食べ始めたりします。 バナナはゼリーに比べ腐りやすいですので、与える場合は2~3日で交換してあげて下さい。



【クワガタの顔のまわりにダニがいっぱいついています。】
Q:クワガタにいっぱりダニがついてしまっているのですが、これは水道水で流してもクワガタに影響はありませんか?

A:ダニは特に野外品の個体にはつきやすくなってしまいます。個体に悪影響はありませんので、そのままにしていても大丈夫ですが 柔らか目の歯ブラシでやさしくとってあげても良いです。 水であらっても大丈夫ですが、冷たい水を急に当てるとショックで弱ってしまうことがありますので、冷たすぎない水であらうようにして下さい。



【スマトラオオヒラタなど気性の荒い種類はどうペアリングするんですか?】
Q:スマトラオオヒラタなどはよくメス殺しが多いなどと聞きますが、野外品でない場合どうやってペアリングさせれば良いのですか?

A:基本的にはハンドペアリング(メスがゼリーを食べているところに後ろからオスをあてがってやる)などで目の前で交尾させるのが一番安全です。 またオスの大アゴを開かないようにして一緒にさせるのもひとつの方法です。 ストローをオスの大アゴの長さに合わせて切り取り、それを大アゴの先から差し込んでしまうというやり方もあります。 (スマトラはアゴが太いですからなかなか大変かもしれません。) また、大アゴを閉じて先端を丈夫な糸で縛ってしまう方法もあります。指をはさまれないように十分ご注意下さい。



【同じ親の子供同士でブリードさせても大丈夫ですか?】
Q:同親の子供同士をブリードさせた場合特に問題は無いのでしょうか?

A:昆虫の場合は近親でもとくに問題はありません。ただしF6・F7(6世代・7世代後)のようにある程度進んでいる場合は血を入れ替えるのがいいでしょう。



【幼虫の取り出しはセット後どのくらいでするべきなのですか?】
Q:オオクワガタのメスのみ産卵セットに入れる予定ですが、取り出し迄は2ヶ月位おいた方が良いのでしょうか。 取り出す目安は国産も外国産も同じ考えで良いのでしょうか?

A:オオクワガタの産卵についてですが、取り出しは2ヶ月後くらいで大丈夫です。クワガタやカブトムシの種類によって産卵セット後から取り出すまでの期間は違いますが、 基本的に卵で取り出すと死亡率が高いです。大体2令になるくらいまでしばらく置いてから取り出すのが良いでしょう。



【オオクワガタは冬季でも産卵させることはできますか?】
Q:成熟しているオオクワガタのペアを入手したのですが今は12月のため室温もだいぶ低いです。冬季でも産卵させることはできますか?

A:オオクワガタやホーペなどは非常に季節変化に敏感でして、一度エサを食べなくなって休眠してしまうとどんなに温度をかけても体内時計があるらしくそのまま眠ってしまうことが多いです。 オオクワガタは寿命もしっかりしてますからそういった場合には越冬させて春になったらブリードさせてあげて下さい。その他のクワガタやカブトムシなどは種類によっては温度を(基本的に最低20℃以上)しっかりかけてあげれば産卵させることも可能です。



【CBとHBの違いがわかりません】
Q:よくCBとかHBとかいわれますが違いがわからないので教えて下さい。

A:CBはクロスラインブリードの略で同じ産地のムシで血(親)が異なるもの同士をかけあわせることを指し、 HBはハイブリッドの略で同種ですが産地が違うもの同士をかけあわせることを指します。 これは厳密に言えば本来の意味とは異なるものでして、生き虫屋の間では上記のような意味で使っている場合が多いですが、人によっては細かい解釈が違う場合がございますのでご了承下さい。



【カブトムシの成虫はいつ交尾可能になるのですか?】
Q:幼虫から育ててカブトムシが成虫になりました。産卵させたいのですが、いつ頃から交尾可能になりますか?またどうやって産卵させるのですか?

A:カブトムシの幼虫ですが、羽化してから自然に自分から外に出てきましたらすぐに交尾して産卵可能な状態になります。出てきましたら産卵セットにオス・メスを投入して頂ければ大丈夫です。 産卵セットはカブトマットを飼育ケース中くらい(あまり小さいと良くありませんので、中以上が良いです。)のものに8割くらいまでしっかりと入れて頂きまして、その上に転倒しても起き上がれるように転倒防止材(木の枝でも大丈夫です) を十分にいれてエサを置いてください。オス1匹にメス2匹でしたら大丈夫ですが、メス1匹にオス2匹を一緒に入れますとオス同士がケンカして傷つけあってしまいますのでご注意下さい。



【「持腹」・「同腹」・「インラインブリード」・「アウトラインブリード」について】
Q:オオクワガタのペアを購入したのですが、 交尾している様子がまったくありません。 ケースは小さく、土の深さも2cm位にしているのですが、すぐ土の中に潜ってしまいます。土の中で交尾することもあるのでしょうか? 交尾しやすくする方法などあったら教えて下さい。

A:用語の意味は下記の通りでございますのでご参考ください。
「持腹」・・追いがけ(さらに何回かペアリング)などをさせないで天然メスからそのまま生まれた子
「同腹」・・同じメスから生まれた子たち
「インラインブリード」・・同腹の子達を掛け合わせること
「アウトラインブリード」・・同腹の子達に他からの別血統を掛けること



幼虫飼育について

【初令・卵で取り出した場合どうすれば良いですか?】
Q:先日割り出しをしたところ、ほとんどが初令と一部卵という状態でした。幼虫もまだ小さ過ぎるためどうしたら良いですか?

A:産卵セットにある幼虫の食べかすをプリンカップに入れてその中に幼虫を一頭ずつ入れてください。 またはプリンカップに発酵マットをつめて一頭ずつ入れてください。 卵はプリンカップに発酵マットを入れ、マットの上にくぼみをつけて卵を置いてください。(卵にマットをかぶせなくても大丈夫です。) そして乾燥に気をつけて卵が孵化するまで待ちます。2令くらいまではこの状態で飼育して下さい。



【菌糸ビン飼育とマット飼育はどちらが良いのですか?】
Q:菌糸ビン飼育 or 発酵マット飼育で悩んでいます。どちらがいいのでしょうか?

A:これは種類によってどちらが良いか変わってきますが(菌糸ビンでは育たない種類もいるため)、どちらでも飼育できる種類でしたら、基本的に菌糸ビンの方が大きく育ちやすいのでおススメです。また菌糸ビンなら交換のタイミングも分かりやすいので初心者の方でも簡単です。発酵マットは初令など幼虫がまだ小さい時の一時飼育用によく使われます。



【カブトムシの幼虫は菌糸ビンはダメ?】
Q:アトラスオオカブトの卵が幼虫になりました。今はマットなのですがどの菌糸ビンにしたらよいのですか?

A:これはアトラスオオカブトに限らず他のカブトムシの幼虫にいえることなのですが、基本的にカブトムシの幼虫は菌糸ビンでの飼育には向きません。必ずカブトムシ用の発酵マット(当店でしたら「カブトマット(10リットル)」)にて飼育するようにして下さい。



【クワガタの幼虫は多頭飼育できますか?】
Q:飼育スペースの問題から、すべてのクワガタの幼虫を個別に菌糸ビンで飼育するのが難しいため、コバエシャッター(中)くらいのケースに菌糸ブロックを詰めて、その中で数頭一緒に飼育しても大丈夫ですか?

A:幼虫同士が傷つけ合ってしまったり、同じ原因 (病気のようなもの、人間には全く問題ありません)で死んでしまったりすることを防ぐためにもできるだけ個別飼育して頂いたほうが良いです。



【カブトムシの幼虫がマットから出てきてしまいます】
Q:カブトムシの幼虫を飼育していますが、一緒のケースで飼育している何頭かの幼虫が頻繁にマットの上に出てきてしまいます。(一日数時間くらい)何か原因があるのでしょうか?

A:カブトムシ幼虫に限らず全ての幼虫にいえることですが、マットから頻繁に出てくる理由としては
1、マットが合わない
2、温度が高すぎる場合
3、酸欠になっている
が主に考えられます。以上の点を変えてみて様子をみて頂くのが良いと思います。幼虫が頻繁にマットの上に出てきてしまうというのはあまり良い状態とはいえないでしょう。



【菌糸ビンの中に白いものが発生しました】
Q:菌糸ビンの中で白いものが生えてきたので取り除きました。 しかしその後ボトル内部に白っぽいかたまりが数個できました。 5ミリから1センチくらいの大きさで、比較的上部にあるのですが内部なのでとりだしてはいません。

A:菌糸ビンに発生しております白いかたまりはキノコです。 保管している場所が一日の温度差が大きいとキノコが生えてきます。内部にあるものは取り除くことはできませんので様子をみて下さい。大部分に拡がるようでしたら菌糸ビンの交換を検討しましょう。キノコを生やさないようにするには、できるだけ朝晩と日中の温度差が少ない場所にて保管してあげてください。



【カブトムシの幼虫のマットに白いカビが発生しました】
Q:先日国産カブトムシの幼虫を購入しましたが、カブトマットの表面を中心に白いカビのような物が、大量に発生しています。どう対応したらよいか教えて下さい。

A:カブトマットに発生しました白カビですが、特にこれが原因で幼虫が死んでしまうということはございませんので大丈夫です。マット表面に発生しているものは取り除いてあげて、内部に発生しているものに関しましてはそのままで大丈夫です。フンが目立ってきたらマットを交換してあげてください。 クワガタの産卵セットでもそうなのですが、水分を含んでいることによりどうしてもカビが発生してしまいます。



【オオクワガタの菌糸ビンに青いカビが発生しました】
Q:温度変化が激しいせいかオオクワガタの幼虫の菌糸ビン2本のうち1本だけアオカビが広がりつつあります。このままで大丈夫でしょうか。暖めすぎなのかふたをあけると水がたまっていたので2~3回取り除きました。

A:菌糸ビンに発生しましたアオカビは幼虫によくありませんのですぐにビン交換をしてあげたほうが良いです。 ビンの中にたまったている水は、菌糸が生きているために発生するものですので今のように取り除いてあげてください。



【オオクワガタの幼虫をマット飼育する場合加水はどれくらい?】
Q:国産オオクワガタの幼虫のマット飼育方法についてご相談があります。 市販の醗酵マットを菌糸ビン用のPP瓶に入れて飼育する時ですが、加水は霧吹きで軽くマットを湿らす程度で良いのでしょうか? またマットの交換時期というのは何を目安に行えば良いですか?

A:国産オオクワガタの幼虫のマット飼育についてでございますが、まず水分はマットを握って軽くダンゴ状に なるくらいが目安になります。オオクワガタの場合には若干水分は少なめがいいです。マットの交換時期ですがこれは幼虫によりだいぶ食いの量が違ってきますので難しいですが、ビンの外からよく見て頂くとフンがありますので、このフンがだいぶ目立ってきたら交換したほうが良いです。



【菌糸ビンにはどうやって幼虫を入れるのですか?】
Q:菌糸中央に穴が開いていない菌糸ビンを購入したのですが、ドライバーで底まで穴を空けて良いのでしょうか。

A:菌糸ビンに幼虫を投入する際ですが、底までは穴を空けずに表面に幼虫の大きさの分だけ穴を掘って下さい。あとは幼虫が自分で潜っていきます。



【菌糸ビンに投入した幼虫がビンの側面をかじっています】
Q:新しい菌糸ボトルに幼虫を入れ替えました。ところが、明け方に音で目が覚めました。 何と幼虫がボトルを噛んでいました。これは、一定期間継続しますか?

A:時々菌糸ビンに投入した幼虫がガリガリと音を立ててビン側面をかじっていることがありますが、おそらく一定期間続くと思います。 菌糸ビンの置き場所を温度が低いところに変えたり、光を遮断するような黒い紙を外側に巻いてみるとおさまる場合がございます。



【菌糸ビンに加水は必要ないのですか?】
Q:菌糸ビンは加水しなくても大丈夫なのですか?

A:菌糸ビンはあらかじめ水分調整されていますので、そのまま投入して頂ければ大丈夫です。発酵マットは詰める前に、投入する種類によって水分調整して頂いたほうが良いです。最初に詰めるときにして頂ければ、途中での加水は基本的に必要ありません。



【菌糸ビンに投入した幼虫が一番上に出てきてしまいます】
Q:クワガタの幼虫を菌糸ボトルで飼育しているのですが、ボトルの中に幼虫を埋めても次の日には、一番上まで上がって きています。何日か続いております。ほっておいていいものでしょうか?

A:クワガタの幼虫が菌糸ボトルに埋めてもまた上にあがってきてしまうとのことですが、考えられる理由としましては、今お使いの菌糸ボトルがその幼虫に合わないのか(ごく稀に各メーカーの菌糸ビンによって時々その幼虫にだけ合わなかったりする場合がありまして、その場合別のものに変更すると大丈夫になる場合があります。)、今の飼育温度が合わないのか、その幼虫がもともと菌糸ビンでは飼育できない種類なのかが挙げられます。



【クワガタの蛹が尻尾を振っています。大丈夫ですか?】
Q:飼育中のクワガタの蛹が尻尾を振って頻繁に動いています。何かよくないのでしょうか?

A:クワガタの蛹は動かないと思っていらっしゃる方がいますが、蛹は尻尾をよく振ります。動くこと自体には特に問題があるわけではないですので大丈夫です。



【蛹室が狭いと人工蛹室に移したほうが良いですか?】
Q:蛹室が狭いと羽化する場所が小さすぎて羽化不全の恐れがあるとよく聞くことがあります。その場合人工蛹室に移したほうが良いのでしょうか?

A:基本的にはそのまま自分の蛹室で羽化させたほうが良いです。クワガタは羽化直前に尻尾を使いうつぶせになります。うつぶせにしないと羽がきちんと伸ばせなくなり、羽化不全になってしまうためです。そして幼虫が自分でつくる蛹室は、部屋の丸みや角度などがきちんと蛹になれるように工夫してつくられているのです。ですから一見蛹室が小さく見えても自分で作った蛹室でしたら、基本的に 無事羽化します。(もちろん必ずではないですが、多くの羽化は大丈夫でした。)また蓋の下につくっても問題ないと思います。 今までの経験から一番良いのはやはり自分でつくった蛹室でして、これが重要だと思います。 あくまでも人工蛹室は最後の手段としてお考え頂いたほうが良いです。(例えば何らかの原因で壊れてしまったり、菌糸の発生する水分で水没してしまった場合などに人工蛹室を使用することが多いです。)

飼育用品について


【産卵木にカビが発生しました。問題ないでしょうか?】
Q:クヌギ材なのですが、水分を含ませケースに入れたところあっと いうまにしろカビようなものが発生してしまいました。生体に影響はないでしょうか?

A:クヌギ材にシロカビが発生してしまったとのことですが、これはそのままにしておいて頂いて大丈夫です。生体には基本的に影響はございません。 産卵セットされているのであれば、カビを落としても必ずまた生えてきますのでそのまま動かさない方が良いです。



【コバエシャッターの中が蒸れているようですが、どうすれば良いですか?】
Q:コバエシャッターに水滴が付いて蒸れた様になります。普通のプラケースは通気性があるので気になりませんが。 生体には問題ないのでしょうか?

A:コバエシャッターの水滴ですが、これはコバエシャッター特有の保湿性から出るものなので特にご心配はいりません。。一般の飼育ケースと違い、コバエシャッターの場合には週に1~2回霧吹きして頂ければ十分です。もしくはコバエをシャットアウトするフィルター部分だけとれるようになっていますから、それをとって頂ければ通気性が増しますので一番暑い時期だけとっておいてください。



【産卵木の保存期間は?】
Q:産卵木はどれくらい保存することができますか?

A:産卵木ですが、そのままの状態で常温にて保管して頂ければ 半年くらいは平気です。水分を与えてしまうと分解が進んで腐ったりカビが発生してしまいますのでお気をつけ下さい。



【夏場はクーラーがないと飼育は難しいですか?】
Q:夏場の昆虫飼育はクーラーの使用以外に方法はありますか?

A:夏場の昆虫管理に関してですが、一般的には飼育用の冷暖房器(飼育スペースのみ温度調節できる箱型のもの)にて 温度管理される方が多いです。一般のクーラーに比べればだいぶ経済的です。 また大体のクワガタは30℃を超えた蒸れた状態なると急激に弱ってしまいますから、室内の日の当たらない風通しの 良い場所に置くのも効果的です。その際によほど暑い日は発砲スチロール等に保冷剤(ペットボトルに 水を入れて凍らせたものでも可)をいれて日中をしのいだり する方法もあります。



【カブトマットに白い菌糸のようなものが発生しました】
Q:カブトマットをケースに入れて放っておいたのですが マット全体に菌糸のようなものが広がっています。問題はないのでしょうか?幼虫が菌糸に食われてしまう事などはないのでしょうか?

A:カブトマットに発生した菌糸のようなものですが、特に問題はございませんのでマット全体をよくかきまぜて使用して頂いて大丈夫です。 その時に臭いなどが気になるようでしたら一日天日に干してからご使用下さい。



【産卵木から大きなキノコが生えてきました】
Q:産卵木からそれはそれは大きなきのこが生えてきました。これって放っておいても問題ないでしょうか。 それからこのきのこは何でしょうか。ご存知でしたら教えてください。

A:産卵木から発生したキノコは恐らく椎茸で間違いないと思います。これは椎茸のホダ木を使用しているためでして、菌が活きているので温度等によって発生しております。このキノコは取り除いて頂ければ産卵木は使用できますので、そのままキノコは捨ててしまってください。



【昆虫ゼリーの賞味期限ってあるんですか?】
Q:昆虫ゼリーは、カップから出してからどれくらいの間なら昆虫にとって安全なのでしょうか?

A:昆虫ゼリーですが、人間でいう賞味期限というものはとくにないのですが当店では一週間を目安に新しいものと交換しております。やはり温度によってゼリーの傷みやすさもかわってくるため、 ゼリーにカビのようなものが発生したりした場合にはすぐに交換してあげて下さい。

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