オオクワガタ飼育を始めよう!

オオクワガタ飼育の魅力について専門店が紹介!ハマる人続出のワケとは?

オオクワガタ飼育の魅力

オオクワガタ飼育の魅力とは?

外国産のクワガタ・カブトムシが輸入できるようになり今では多くの種類のクワガタを手にとって飼育できるようになりました。そんな中で変わらず人気N0.1を誇るのが日本のオオクワガタです。

日本のクワガタしか飼育できなかった時代ならともかく、今でも抜群の人気を誇るワケとは何でしょうか?オオクワガタ飼育の魅力とは?

子供の頃からの憧れ“オオクワガタ”

子供の頃に1度はクワガタを飼育した経験があるという方も多いはず。 ノコギリクワガタやコクワガタなど近所や田舎で捕まえては飼育しました。 昔は今のようにクワガタを買える場所は少なく、ミヤマクワガタやヒラタクワガタに憧れ、 まして”オオクワガタ”は手の届かない存在でした。

そして大人になった今、昔憧れたオオクワガタを自分の手で飼育してみようと思う方が多いです。 実際に購入された方からもそのようなメールをたくさん頂いております。

飼育しやすい。寿命も長いのでじっくり飼育を楽しめる。

飼育しやすい。寿命も長いのでじっくり飼育を楽しめる。 オオクワガタは外国産クワガタに比べ飼育し易いため、入門種として飼育を始められる手軽さがあります。飼育の簡単・難しいとはどういうことでしょうか?

簡単にいうと、
■1年を通じて温度管理をする必要があるかどうか。
■寿命がしっかりしていて様々な環境にも強いかどうか。
といえます。

オオクワガタは夏の高温にも比較的強く冬季には越冬します。室内でしたらまず温度管理することなく常温で飼育できます。逆に外国産クワガタの多くは18℃~28℃くらいの間で温度管理する必要があり、適正温度で飼育しないとすぐに死んでしまう難しいクワガタもいます。

オオクワガタの寿命は成虫で通常2年~3年(長いもので4~5年)くらいと他のクワガタに比べ長寿です。もちろん個体差はありますが、寿命が数ヶ月というクワガタも多いですのでゆっくり飼育を楽しむことができます。

産卵も難しくはありませんので、累代飼育を始めたい方にもおススメです。
オオクワガタを入門種としてクワガタ飼育に慣れてから外国産へ飼育の幅を広げていかれる方も多いです。

とはいえ何年も飼育を続けるベテランの方でもオオクワガタ飼育をメインにされている方はとても多いです。入門種だけに留まらない魅力と奥深さがあるのです。

産地や大きさ、形などこだわって飼育できる。

普通に飼育するだけでも十分に楽しめますが、オオクワガタには飼育の楽しみ方がたくさんあります。 そのひとつが産地別にこだわっての飼育です。

今ではショップで手軽に入手できるオオクワガタも野外で採集するとなると非常に困難です。そのため飼育しているオオクワガタがどこで採れたオオクワガタをルーツとしているのかは大きなポイントです。

なかなか出回ることはありませんが野外採集個体が販売されることもあります。

例えば有名な産地は・・
山梨県韮崎市周辺
大阪府能勢周辺
佐賀県筑後川周辺

などがあります。

飼育しやすい。寿命も長いのでじっくり飼育を楽しめる。

北海道や東北地方、四国、中国地方など好きな地域にこだわって飼育してみるのも楽しいです。

オオクワガタというくらいですから大きさにこだわって飼育するのも魅力です。昔は7cmを越えるオオクワガタに大変な高値がついたりしていました。そのため”黒いダイヤモンド”ともよばれたりしていました。

今では菌糸ビン飼育の発達により9cmを超えるオオクワガタが羽化しています。 オオクワガタの大きさは幼虫期間の飼育の仕方で大きく変わってきます。 より大きなオオクワガタを育てるために試行錯誤して育てるのも醍醐味です。

オオクワガタはマイペース

オオクワガタの性格は大人しくマイペースです。野外では普段は木の洞穴などに身を潜めています。

そのため飼育中はマットの中に潜っていて中々現れないことも多いです。普段の飼育でも時々霧吹きで水分を与えたりエサのゼリーを交換するくらいです。 犬や猫といったペットと違い、そういった点では植物を育てるような感覚に近いかもしれません。

そんなオオクワガタのペースに合わせて大切に飼育してあげることが大切です。

最近では以前に比べクワガタ・カブトムシ飼育を始める方がとても多くなっています。
外国産など色々な種類が飼育でき、それにともない飼育に必要な用品や飼い方などの知識もインターネットを通じて入手し易くなったことが大きいでしょう。

みなさんも是非オオクワガタ飼育を始めてみましょう!

オオクワガタ成虫の飼い方。冬季の飼育方法も紹介。

オオクワガタ成虫の飼い方。冬季の飼育方法も紹介。

オオクワガタ成虫の飼い方

オオクワガタは基本的に室内でしたら常温での飼育が可能です。ただし夏場はできるだけ30℃を超えないように、冬季は氷点下になるような環境は避けて下さい。

また極端な乾燥・蒸れも好みません。飼育場所としては直射日光の当たらない室内が良いです。
常温飼育の場合には「活動している時」「冬眠している時」の2種類の飼育方法があります。

まずはオオクワガタが活動している時の飼い方について紹介します。

活動時の飼い方(目安 4月~10月)

オオクワガタ成虫の飼い方。冬季の飼育方法も紹介。

関東の気温では活動期は大体4月~10月にあたります。18℃を下回ると活動が鈍くなっていきます。

まずオオクワガタは交尾させる場合を除きオス・メス別々のケースで個別に飼育します。
普段は大人しいオオクワガタですが一つのケースに複数のクワガタがいると傷つけあう場合があるからです。特にオス同士はケンカしやすいですので同じケース内で飼育するのは避けて下さい。

必要な用品は、
■飼育ケース(中~ミニサイズ、お好みで)
■昆虫マット(管理用)
■昆虫ゼリー
■転倒防止材
です。

エサ台など便利な補助用品もありますのでそれらをご使用頂くと飼育がおこないやすいです。

飼育ケースのサイズはこの大きさでないとダメということはないです。
飼育頭数や飼育スペースに合わせてお選び下さい。(同じケース内に複数のクワガタがいますとケンカしてしまう恐れがありますので、できるだけ個別に飼育して頂くのをおすすめします。)

フタに隙間が多いケースはビニールに空気穴をあけたものを挟むとケース内の乾燥を防ぎます。
コバエの出入りと乾燥を防ぐコバエシャッターという便利な専用ケースがありますのでおすすめです。

飼育ケース内のセット方法

まず飼育ケースに昆虫マットを敷いて霧吹きなどで湿らせます。成虫が十分潜れる深さが良いです(=飼育ケースの3分の1くらい)。

昆虫マットは飼育管理用の未発酵のもの(成虫管理用マット)が良いです。
発酵マットでも飼育できますがコバエが発生しやすくなります。

マットの上に転倒防止用の材(木片など)をバランスよく置いてオオクワガタがひっくり返っても自分で起き上がれるようにします。
そしてエサの昆虫ゼリーをいくつか置いて下さい。

飼育中の管理について

オオクワガタ成虫の飼い方。冬季の飼育方法も紹介。 飼育中はケース内が乾燥してきたらマット表面が湿る程度霧吹きします。
あまり水分を与えすぎてしまうと夏場など蒸れの原因となりますのでご注意下さい。

クワガタ・カブトムシに共通しますが”高温・多湿”の環境は良くありません。

昆虫ゼリーはなくなったり時間が経過して腐ってしまいましたら交換して下さい。

オオクワガタといえど夏場の猛暑には注意が必要です。
30℃以上にならないように夏場は室内の一番涼しい日陰の場所に置いて下さい。 季節を問わず直射日光に当たる場所や屋外での飼育は厳禁です。

越冬時の飼い方(目安 11月~3月)

関東の気温では大体11月~3月は越冬期にあたります。
オオクワガタは気温が低くなるとエサを食べなくなりマットに潜って越冬(冬眠)します。

※越冬はオオクワガタにとって体力を消耗する大仕事です。良いエサを十分に与えてから越冬させましょう。

越冬時はマット内に潜りっぱなしになりますので飼育ケースの成虫管理用マットを多めに敷きます。目安は飼育ケースの半分以上です。

あとは時々ケース内が乾燥しないように霧吹きしてあげましょう。 オオクワガタ成虫の飼い方。冬季の飼育方法も紹介。

【オオクワガタ冬眠時の注意点】
○マット上に出ている間はエサを食べますので必要に応じて転倒防止材と昆虫ゼリーを置いて下さい。

○オスとメスはできるだけ別々のケースで越冬させるのが良いです。オスはコバエシャッター(小)、メスはコバエシャッター(ミニ)がおススメです。

○暖房の影響で室温が暖かいと完全に冬眠しません。越冬中は室内のできるだけ常温の場所に置いて頂くのが良いです。

○冬季はとくに乾燥しやすいですので、マットが乾燥するようでしたら霧吹きで加水して下さい。

○春になり暖かくなりますとマット上に出て活動を再開します。この時エサの与え忘れにご注意下さい。

オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンでの飼い方を分かりやすく解説。

オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンの飼い方を紹介。

オオクワガタ幼虫の飼育方法

オオクワガタ幼虫を飼育するには大きく分けて3つの方法があります。

■菌糸ビン飼育(幼虫期間が短く、しかも大きくなり易い)
■発酵マット飼育(菌糸ビン飼育よりは大きさは期待できないが管理し易い)
■材飼育(自然の幼虫に一番近い環境。ただし大型のオスを育てるには良質の材の入手が難しい)

昔は材飼育で行なわれていましたが、その後発酵マットで飼育されるようになり 今では菌糸ビン飼育が主流となっています。ここでは一番飼育し易い菌糸ビンでの飼育方法を紹介します。

菌糸ビンでの幼虫飼育

オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンの飼い方を紹介。

菌糸ビンはキノコ菌が培養されたオガ粉(クヌギ・ブナ・コナラなど)を専用のボトルに詰められたものです。キノコ菌により分解されたオガ粉を食べ幼虫が栄養を吸収し易く大きく成長する特徴があります。

菌糸ビンに使用される菌種はいくつかありますが、通常オオクワガタの幼虫にはオオヒラタケ・ヒラタケ菌のものを使用します。

当店でご販売している菌糸ビン「大夢(だいむ)」はオオヒラタケ菌です。

菌糸ビンは幼虫が成虫になるまでに何回か交換する必要があります。交換する時は同じ種類の菌糸ビンを使用するほうが幼虫にとっても環境に馴染みやすくなりますので良いです。

どうしても途中で菌糸ビンの種類を変えたい場合にはそれまで使用していた菌種と 同じものを選ぶようにしましょう。

オオクワガタの幼虫は完全変態

オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンの飼い方を紹介。 オオクワガタは1令(初令)→2令→3令(終令)の3段階の幼虫期間を経てから蛹になって成虫に羽化します(=完全変態)。

これは他のクワガタ・カブトムシも同様です。
初令・2令・3令の見分け方は、頭の大きさがそれぞれ一回り大きくなっていきますのでそこで判断して頂くのが分かりやすいです。脱皮したての場合には頭の大きさに比べて体が不自然に小さいため、体の大きさで比べると分かりにくい場合もあります。

菌糸ビンへの投入時期

オオクワガタ成虫の飼い方。冬季の飼育方法も紹介。 幼虫から成虫に羽化するまでを菌糸ビンで飼育します。菌糸ビンに投入する時期は目的に合わせて変えるのが良いです。

例えば初令から菌糸ビンに投入すれば大きく育てるには効果的になることがありますが、まだ幼虫が小さいため菌に負けて死亡する確率が高くなる恐れがあります。

それを避けるたに初令~2令初期までは発酵マットで飼育をし、ある程度大きくなってから菌糸ビンに投入することもできます。

慣れないうちは2令~3令初期くらいになってから菌糸ビンに投入するのが良いでしょう。

菌糸ビンのサイズについて

オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンの飼い方を紹介。 菌糸ビンにはサイズがあります。オオクワガタ飼育で使用するのに一般的なのは、

■500cc・・初令~2令、またはメス
■800cc・・2令~3令、オスや大型のメス
■1400cc・・大型のオス

上記の3つです。

さらに大きいサイズやプリンカップサイズのものもあります。
一度菌糸ビンに投入したら幼虫の食べ具合や菌糸ビンの劣化状態に合わせて新しい菌糸ビンに幼虫を移し替えます。(=菌糸ビン交換)

その際に幼虫の大きさやオス・メスの違いによって交換するサイズを決めます。
通常は成虫になるまでにオスで3~4回、メスで2~3回ほど交換します。

幼虫が食べ進むと菌糸ビンの側面に茶色い食痕が見えますので、全体の7~8割を食べたら交換の目安です。外からあまり変化がなくても菌糸ビン内部を食べていることもあります。

オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンの飼い方を紹介。 また、菌糸ビンの菌は生きていますので時間とともに劣化してきます。
劣化の早さは飼育温度などの環境によっても変わってきますが、大体2~3ヶ月に一度を目安に交換して頂くのが良いです。

食べるペース(早さ)は幼虫によって違いがでます。よく観察してそれぞれに合わせて交換して下さい。

幼虫のオス・メスの見分け方

初令・2令の段階ではオス・メスを見分けることは難しいですが、3令幼虫まで成長しますと体や頭の大きさがオスの方がメスよりも大きくなりますので判別できるようになってきます。

またメスの尻部の表面には一対の黄色っぽい斑紋が見えることがあります。
個体によっては見えにくい場合もありますので、体の大きさなどと総合して見分けて頂くのが良いです。 オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンの飼い方を紹介。

蛹室(ようしつ)を作り始めたら・・

オオクワガタ幼虫の飼育方法について。菌糸ビンの飼い方を紹介。 蛹になるのが近づいてくると幼虫の体の色が黄ばんできます。そして蛹室という蛹になる部屋を作り始めます。

蛹になるまでの期間は飼育温度などの環境によって大きく変わってきます。通常はオスよりもメスの方が早く、大型のオスは遅くなります。

外からみて蛹室らしきものを作り始めたら菌糸ビン交換はしないで下さい。蛹室を壊してしまいちゃんと成虫に羽化できなくなる恐れがあります。

蛹室は通常は自分でつくったもので羽化させるのが一番良いです。しっかりと自分の大きさに適した蛹室をつくります。
もし蛹室が崩れてしまったりビン底につくってそこに 水が溜まってしまうなどの非常事態には人工蛹室へ移動させます。

蛹から成虫になるまでには大体一ヶ月程度かかります。(飼育温度や個体差によって違いがでてきます。)

前蛹や蛹の状態が一番デリケートな時ですのでこの間はビンを動かしたりせずに静かに様子を見て下さい。

※蛹になる前に幼虫は「前蛹(ぜんよう)」になります。仰向けになって動かなくなりますが、死んでしまったわけではありませんので菌糸ビンを振ったりしないで下さい。

オオクワガタ幼虫の前蛹の様子

蛹から成虫へと羽化

オオクワガタ成虫への羽化 蛹から成虫に羽化しますと通常はエサが必要になるまで蛹室の中でじっとしています。
羽化直後はまだ体が固まっておらず弱いですので取り出さないようにご注意下さい。

少なくとも羽化後1ヶ月くらいは蛹室で過ごさせてから取り出して頂くのが良いです。 もちろん自分で上まで出てくるまで待っていても良いです。
エサを食べるようになるまでに羽化してから約1~3ヶ月ほどかかります。

成熟して交尾・産卵に適した状態になるまでには大体4ヶ月~6ヶ月ほどが目安です。

羽化後、体が黒くなる様子

オオクワガタの産卵方法。産卵セットの組み方を紹介。

オオクワガタの産卵方法について。産卵セットの組み方など紹介。

オオクワガタの産卵までの手順

オオクワガタは一般に”材産み”といわれるようにクヌギやコナラなどの朽ち木に産卵します。
そのため産卵木とよばれる産卵用の材が必要になります。この産卵木をマットで埋め込み、エサとなるゼリー等を配置してオオクワガタが産卵できる環境を飼育ケースの中につくってあげます。

産卵までの流れは次のようになります。

1.成熟済みのオスとメスをペアリング(交尾)させる。

2.産卵セットを組んで交尾済みのメスを産卵セットに投入する。

3.メスを投入後、約1ヶ月くらい様子をみて産卵行動(材を削ったりメスが材に潜っていたり)があればメスを取り出す。

4.さらに1ヶ月くらい様子をみて産卵木の中にいる幼虫を割り出す。

5.割り出した幼虫は大きさにあわせて菌糸ビンやプリンカップ(発酵マットを入れた)などに移す。

産卵を成功させるポイント

産卵を成功させるポイントについて

1.産卵セットする時期を選ぶ
野外のオオクワガタは暖かい季節に活動し、気温の低い冬は越冬のため活動しなくなります。そのため産卵に適した季節はだいたい5月~10月くらいです。(気温によります。)

安定して20℃以上ある時期が理想です。冬季は加温しても基本的に産卵させるのは難しいです。

2.しっかりと成熟したペアで交尾・産卵させる
オオクワガタは羽化してから約4か月~6か月くらい経過してからブリードさせるのが良いです。未成熟のペアでは産卵させることができません。羽化後、一度冬を越したペアは最も産卵に適しています。

3.良質の産卵木を複数本セットする
オオクワガタは自分の気に入った材に産卵する傾向があります。どれを気に入るかは実際にセットしてみないと分かりませんので、良質な産卵木を2~3本セットすると効果的です。

4.産卵セット後は1ヶ月は様子をみる
産卵セットにメスを投入したあと、産卵行動に入っているかなどとても気になりますが、ここで産卵木を取り出してみたりマットを掘ってみたりしますとメスが産卵に集中できなくなってしまいます。

産卵するまでの日数は個体差がありますので、1ヶ月はケース内に触れずに様子をみて下さい。

産卵セットの組み方

クヌギ・コナラ産卵木を用いたセット方法と人工カワラ材を用いたセット方法をご紹介します。

産卵セットの組み方について オオクワガタを産卵させる場合に最も多く行なわれているセット方法といえます。
クヌギ・コナラどちらもオオクワガタが好む産卵木です。

産卵木には太さや堅さの違いがありますが、どれが一番良いということは一概には言えません。個体差やその時によって結果が違うからです。色々と試してみるのも産卵の楽しみ方のひとつです。

産卵セットの組み方の手順について

人工カワラ材を使用した産卵セット方法

人工カワラ材を使用した産卵セット方法について 人工カワラ材はクヌギやコナラなどの材にカワラタケ菌が植菌されたものです。
オオクワガタはこのカワラタケ菌を好んで産卵する傾向があるため産卵用の材としてとても効果的です。
通常のセットで産んでくれない場合などにおすすめです。

人工カワラ材の樹皮を取り除く
まず人工カワラ材の樹皮をヘラなどを使って取り除きます。ここでは半分だけ取り除いています。(人工カワラ材は加水・陰干しの必要はありません)

微粒子埋め込みマットを敷いて加水する
次に飼育ケース・コバエシャッター(中)に微粒子埋め込みマットを数センチ敷いて霧吹きで加水します。

人工カワラ材は並べて置く
樹皮を取り除いた面を下にして人工カワラ材を並べて置きます。

微粒子埋め込みマットで人工カワラ材を埋め込む
人工カワラ材と飼育ケースの隙間に微粒子埋め込みをいれて埋めます。

転倒防止材と高たんぱくゼリーを置いて完成
転倒防止材と高たんぱくゼリーを置いて完成です!

産卵セットにメスを投入し1ヶ月が経過したら・・

オオクワガタのメスは産卵木の中に潜って産卵します。そのため産卵行動に入った場合、産卵木が削られていることが多いため産卵の目安のひとつとなります。

ただしこれはあくまでも目安ですので必ず産卵しているということではありません。

産卵木が削られると産卵している可能性が高い セットから1ヶ月ほど経過して産卵木がこのような状態になっているようでしたら、いったんメスは別のケースに移してさらに1ヶ月ほど様子を見ます。

あまり早めに産卵木を割ってしまいますと卵が出てきてしまう恐れがあるためです。産卵木の中で幼虫が少し大きく成長するのを待ってから割り出して頂くのが良いです。

幼虫の割り出し

産卵木を崩しながら中の幼虫を取り出すことを割り出しといいます。幼虫が食べ進んだ部分は手で比較的簡単に崩すことができます。
堅い部分はドライバーなどを使って中の幼虫を傷つけないように慎重に崩していきます。

オオクワガタ幼虫の割り出しについて
割り出した幼虫は発酵マットや割り出した際にでた木くずで一時的に管理し(できればプリンカップなどで1頭ずつ)、その間に菌糸ビンなどを用意します。

産卵していなかった場合には・・

セットから1ヶ月以上経過しても産卵の兆候がみられず、また実際に割り出してみても卵や幼虫が確認できなかった場合には産卵の失敗が考えられます。

失敗の原因については生き物ですので同じ条件で必ず産卵するとは限らず、はっきりと特定するのは難しいです。
主な原因に挙げられるのは、

≪温度が低くまだ産卵の時期に適していない≫
≪ペアのどちらかが成熟していない≫、
≪しっかりと交尾していない≫
≪産卵木が合わなかった≫
≪メスが弱っていた≫

などが考えられます。
それらをご確認頂いて再セットして下さい。もし交尾が上手くいっているか不安でしたらもう一度ペアリングさせてみましょう。

オオクワガタ採集の様子【福島県南会津での灯火採集(ライトトラップ)】

オオクワガタ採集の様子。灯火採集 福島県南会津 オオクワガタを採集する方法のひとつに灯火採集があります。
灯火採集には夜間に街灯や自動販売機の光に飛んでくるオオクワガタを捕まえる方法と、ライトの光でオオクワガタを引き寄せる方法(ライトトラップ)があります。
今回はライトトラップによるオオクワガタ採集の様子を紹介します。

月明かりのない日に採集ポイントへ

月明かりのない日に採集ポイントへ ライトトラップはライトの光でクワガタを引き寄せるため月明かりのない真っ暗な日が効果的になります。

この日は昼間に局地的に雨が降っていました。トラップをセッティングする直前にやんでくれましたが、山には濃いもやがかかっています。
もやが濃すぎるとしっかりと目指して飛んできてくれない恐れがあります。

18時30分 セッティングして暗くなるのを待ちます。

採集用の機材をセッティングして暗くなるのを待ちます。 クワガタなどの昆虫を引き寄せるための白い布をたて、複数のライトを配置します。
夜になると驚くほどたくさんの昆虫がここをめがけて集まってきます。その数の多さからするとクワガタはほんの一部です。さらにオオクワガタとなると・・難しいです。

19時30分 辺りも暗くなり昆虫が集まり始めました。

辺りも暗くなり昆虫が集まり始めました。 白い布にはたくさんの蛾が集まってきました。クワガタも上手く白い布にとまってくれれば良いのですが、クワガタはそれほど飛ぶのが上手ではないためライトを目指しながらも少し離れた場所に着地することも多いです。

懐中電灯を照らして辺りを歩きながら注意深く探します。辺りにひょっこり歩いてることも!?

19時45分 コクワガタのメスが飛来しました。

コクワガタのメスが飛来しました。 最初のクワガタです!着地したばかりで羽がまだ出たままです。
コクワガタが飛んでくるのはオオクワガタを採るのに良い兆候です。はっきりとした理由は分かりませんがオオクワガタとコクワガタは行動パターンが似ているようで、コクワガタがくればオオクワガタが飛んでくることも十分考えられます。

ある意味嬉しいコクワガタ。

20時10分 続々とクワガタが飛んできてます。

続々とクワガタが飛んできてます。 写真はアカアシクワガタです。名前の通り足の付け根辺りが鮮やかな赤色をしています。標高の高い場所では見ることは珍しくありません。

オオクワガタは20時~22時の間に飛んでくることが多いです。日付が変わってしまうと難しいです。

21時00分 大型のミヤマクワガタも!

大型のミヤマクワガタも! ずいぶんとミヤマクワガタも飛来してきていますが、かなり大きなオスが飛んできました!
ミヤマクワガタもやはり標高の高い場所に生息しています。高温が苦手のため飼育するとすぐに弱ってしまうことが多いですがここでは元気に飛び回っています。

21時20分 今日は少ないカブトムシ。

今日は少ないカブトムシ。 これまで飛んでくるのはほとんどがアカアシクワガタかミヤマクワガタ。見上げると一際大きな昆虫がぐるぐる回りながら落ちてきました。今日はあまり飛んでこなかったカブトムシ(メス)です。

21時30分 オオクワガタはまだきません・・。

今日は少ないカブトムシ。 オオクワガタが飛んできても良い時間帯なのですがまだやってきません。白い布には相変わらずたくさんの昆虫が集まってきます。大半は大小さまざまな蛾です。トンボも隅っこにとまっていました。

21時38分 ついにオオクワガタのメスが!

ついにオオクワガタのメスが! 何となく今日はオオクワガタと出会えない予感がしてきた頃、ついにオオクワガタのメスが飛んできました!まだ羽が出ているところを急いで撮影。白い布から離れた場所に着地してました。

22時10分 クワガタが飛んでこなくなりました。

クワガタが飛んでこなくなりました。 昆虫の数も徐々に減りクワガタは飛んでこなくなりました。そろそろライトトラップ終了です。写真は最後に飛んできた立派なノコギリクワガタ。

22時30分 ライトトラップ終了

ライトトラップ終了 今日は昼間天気が悪かったのでどうなることかと思いましたが、何とかオオクワガタのメスが1頭飛んできてくれました。
飛んできたクワガタの大半はミヤマクワガタとアカアシクワガタでした。今回は幸いオオクワガタがやってきてくれましたが全くこない日も多いです。

採集したクワガタは一部だけケースへ。あとはその場で逃がします。

オオクワガタはオスもメスも簡単には採集できませんが、特にオス、それも大型の個体はさらに困難です。また実際にライトトラップで採集できるのも夏の間だけと限られています。

※ライトトラップは地元の許可を得た場所で行なっています。採集する際には住民の方などのご迷惑にならないようにマナーを守っておこなって下さい。

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