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菌糸ビンは、幼虫の成長段階や性別、目指す成虫サイズによって適した大きさが異なります。
特に大型のオスを目指す場合は、成長に合わせたサイズ選びが重要です。
下の早見表を参考に、適した菌糸ビンをお選びください。
国産種であれば、例えば離島産の大型ヒラタクワガタのようにオスが75mm以上になる種以外は800㏄で対応可能です。
菌糸ビンのサイズを選ぶためには、まず幼虫が「初令・2令・3令」のどの成長段階なのかを知ることが大切です。見分け方が分からない方は、こちらの動画で実際の幼虫を見ながら確認できます。
動画を見る時間がない方はこちら
現在のオオクワガタ幼虫飼育では、菌糸ビンが広く使われています。その理由は、「初めての方でも使いやすい」「飼育管理がしやすい」、そして何より「オオクワガタを大きく育てやすい」からです。
菌糸ビンとは、クヌギやコナラなどの広葉樹を粉砕したオガ粉に、キノコの菌を培養したものです。菌によって木質成分が分解されることで、オオクワガタ幼虫がエサとして消化吸収しやすい状態になります。
幼虫は菌糸ビンの中で生活しながら菌床を食べて成長していくため、幼虫にとっての「エサ」と「飼育環境」を兼ねたものと考えると分かりやすいでしょう。
菌糸ビンが登場する以前は、発酵マットなどを使った飼育が一般的でした。当時の人工飼育では、70mm台のオオクワガタでも大型個体とされる時代でした。
菌糸ビン飼育の普及・発展を大きく後押ししたのが、国産オオクワガタの大型飼育です。
「もっと大きなオオクワガタを育てたい。」
そんなブリーダーやメーカーの情熱と試行錯誤によって、菌床の種類や状態、菌糸ビンの大きさ、交換するタイミングなど、さまざまな飼育方法が工夫されてきました。
その結果、現在では90mmを超える国産オオクワガタも誕生しています。そして菌糸ビン飼育は、オオクワガタ以外の国産・外国産クワガタムシの幼虫飼育にも広がっていきました。
※すべての種類のクワガタムシ幼虫が菌糸ビン飼育に適しているわけではありません。また、カブトムシ幼虫の飼育には菌糸ビンは適していません。