オオクワガタ飼育の魅力について専門店が紹介!ハマる人続出のワケとは?

オオクワガタ飼育の魅力

オオクワガタ飼育の魅力とは?

外国産のクワガタ・カブトムシが輸入できるようになり今では多くの種類のクワガタを手にとって飼育できるようになりました。そんな中で変わらず人気N0.1を誇るのが日本のオオクワガタです。

日本のクワガタしか飼育できなかった時代ならともかく、今でも抜群の人気を誇るワケとは何でしょうか?オオクワガタ飼育の魅力とは?

子供の頃からの憧れ“オオクワガタ”

子供の頃に1度はクワガタを飼育した経験があるという方も多いはず。 ノコギリクワガタやコクワガタなど近所や田舎で捕まえては飼育しました。 昔は今のようにクワガタを買える場所は少なく、ミヤマクワガタやヒラタクワガタに憧れ、 まして”オオクワガタ”は手の届かない存在でした。

そして大人になった今、昔憧れたオオクワガタを自分の手で飼育してみようと思う方が多いです。 実際に購入された方からもそのようなメールをたくさん頂いております。

飼育しやすい。寿命も長いのでじっくり飼育を楽しめる。

飼育しやすい。寿命も長いのでじっくり飼育を楽しめる。 オオクワガタは外国産クワガタに比べ飼育し易いため、入門種として飼育を始められる手軽さがあります。飼育の簡単・難しいとはどういうことでしょうか?

簡単にいうと、
■1年を通じて温度管理をする必要があるかどうか。
■寿命がしっかりしていて様々な環境にも強いかどうか。
といえます。

オオクワガタは夏の高温にも比較的強く冬季には越冬します。室内でしたらまず温度管理することなく常温で飼育できます。逆に外国産クワガタの多くは18℃~28℃くらいの間で温度管理する必要があり、適正温度で飼育しないとすぐに死んでしまう難しいクワガタもいます。

オオクワガタの寿命は成虫で通常2年~3年(長いもので4~5年)くらいと他のクワガタに比べ長寿です。もちろん個体差はありますが、寿命が数ヶ月というクワガタも多いですのでゆっくり飼育を楽しむことができます。

産卵も難しくはありませんので、累代飼育を始めたい方にもおススメです。
オオクワガタを入門種としてクワガタ飼育に慣れてから外国産へ飼育の幅を広げていかれる方も多いです。

とはいえ何年も飼育を続けるベテランの方でもオオクワガタ飼育をメインにされている方はとても多いです。入門種だけに留まらない魅力と奥深さがあるのです。

産地や大きさ、形などこだわって飼育できる。

普通に飼育するだけでも十分に楽しめますが、オオクワガタには飼育の楽しみ方がたくさんあります。 そのひとつが産地別にこだわっての飼育です。

今ではショップで手軽に入手できるオオクワガタも野外で採集するとなると非常に困難です。そのため飼育しているオオクワガタがどこで採れたオオクワガタをルーツとしているのかは大きなポイントです。

なかなか出回ることはありませんが野外採集個体が販売されることもあります。

例えば有名な産地は・・
山梨県韮崎市周辺
大阪府能勢周辺
佐賀県筑後川周辺

などがあります。

飼育しやすい。寿命も長いのでじっくり飼育を楽しめる。

北海道や東北地方、四国、中国地方など好きな地域にこだわって飼育してみるのも楽しいです。

オオクワガタというくらいですから大きさにこだわって飼育するのも魅力です。昔は7cmを越えるオオクワガタに大変な高値がついたりしていました。そのため”黒いダイヤモンド”ともよばれたりしていました。

今では菌糸ビン飼育の発達により9cmを超えるオオクワガタが羽化しています。 オオクワガタの大きさは幼虫期間の飼育の仕方で大きく変わってきます。 より大きなオオクワガタを育てるために試行錯誤して育てるのも醍醐味です。

オオクワガタはマイペース

オオクワガタの性格は大人しくマイペースです。野外では普段は木の洞穴などに身を潜めています。

そのため飼育中はマットの中に潜っていて中々現れないことも多いです。普段の飼育でも時々霧吹きで水分を与えたりエサのゼリーを交換するくらいです。 犬や猫といったペットと違い、そういった点では植物を育てるような感覚に近いかもしれません。

そんなオオクワガタのペースに合わせて大切に飼育してあげることが大切です。

最近では以前に比べクワガタ・カブトムシ飼育を始める方がとても多くなっています。
外国産など色々な種類が飼育でき、それにともない飼育に必要な用品や飼い方などの知識もインターネットを通じて入手し易くなったことが大きいでしょう。

みなさんも是非オオクワガタ飼育を始めてみましょう!